標準予防策(スタンダード・プリコーション)の基づいて感染対策を行っています。
標準予防策とは汗を除く全ての血液および体液は全て感染性を有するとした感染対策のことです。
当院での主な感染対策は以下のようになっておりますので患者さんは安心して治療を受けることができます。
当院で使用している高圧蒸気滅菌器は世界で最も厳しいヨーロッパ基準をクリアしている機器です。
ヨーロッパ基準とはEN13060・クラスBに適合した規格のことであり、一般的な歯科医院で使用されるクラスNやクラスS適合の滅菌器より上位のグレードとなります。
当然根の治療に使用する機材や歯を削る機材は患者さんごとに上記の滅菌器にかけています。
治療に際しては、グローブは患者さん毎に使い捨てを厳守、コップやエプロン、ブラシなども使い捨てとして衛生環境に配慮しています。
歯科で使用する治療用の椅子のことをユニットと言います。当院では患者さんごとにユニット周りをドイツ製の高品質除菌薬で除菌しています。
この除菌薬は噴霧後1分で肝炎ウィルス、HIVウィルス、一般細菌の除菌が完了するため患者さん毎にユニット周りの除菌が可能とのなります。
当院では次亜塩素酸水を院内で作成できる機材を導入しました。
新型コロナに対する有効性が不明だったため、しばらく導入を見送っていました。
しかし6月26日に経済産業省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構」が有効性を認めたため、当院に導入しました。
当院で作成する次亜塩素酸濃度は188ppmであり有効塩素濃度(35ppm)をクリアーしています。
ブルーエアーというスウェーデン製の高品質な空気清浄機を導入しました。
今後も清潔な空気環境で安全な治療を提供します。